谷中いろは茶屋 [鬼平]
谷中・いろは茶屋〔やなかいろはぢゃや〕
初出掲載誌 『オール讀物』 昭和四十三年九月号
文春文庫 『鬼平犯科帳(二)』
TV 第三シーズン54話『谷中いろは茶屋』(92年2月5日放送)
脚本:井手雅人
監督:井上昭
初出掲載誌 『オール讀物』 昭和四十三年九月号
文春文庫 『鬼平犯科帳(二)』
TV 第三シーズン54話『谷中いろは茶屋』(92年2月5日放送)
脚本:井手雅人
監督:井上昭
いろおとこ [鬼平]
熊五郎の顔 [鬼平]
火つけ船頭 [鬼平]
馴馬の三蔵 [鬼平]
居座り盗(つと)めというのは、たとえば料理屋の客となって酒飯をし、勘定をすませたのちに、小用にでも立つふりをして、屋内の一角に隠れてしまい、夜がふけてからあらわれ、外の仲間を引き入れるとか、または単独で盗みをする
こうしたときに、履物が残っていては怪しまれるので、そこは、いろいろと技巧を要するわけだが、たとえば、いったん履物をはいてから、
「お庭が結構だ。ひとまわりさせて下さいよ」
などといって、外から屋内へまわり込み、隠れてしまう
そうしたことは、居座りを得意とする盗賊にとって、
「わけもない・・・・・・」
ことなのである
馴馬の三蔵〔なれうまのさんぞう〕
初出掲載誌 『オール讀物』 昭和五十三年七月号
文春文庫 『鬼平犯科帳(十八)』
TV 第三シーズン50話『馴馬の三蔵』(91年12月11日放送)
脚本:池田太郎
監督:高瀬昌弘
こうしたときに、履物が残っていては怪しまれるので、そこは、いろいろと技巧を要するわけだが、たとえば、いったん履物をはいてから、
「お庭が結構だ。ひとまわりさせて下さいよ」
などといって、外から屋内へまわり込み、隠れてしまう
そうしたことは、居座りを得意とする盗賊にとって、
「わけもない・・・・・・」
ことなのである
馴馬の三蔵〔なれうまのさんぞう〕
初出掲載誌 『オール讀物』 昭和五十三年七月号
文春文庫 『鬼平犯科帳(十八)』
TV 第三シーズン50話『馴馬の三蔵』(91年12月11日放送)
脚本:池田太郎
監督:高瀬昌弘
剣客 [鬼平]
鯉肝のお里 [鬼平]
熱海みやげの宝物 [鬼平]
盗賊の世界でいう〔嘗役(なめやく)〕とは、一味の押し込みに関係なく、ひとり、諸国の町や村をめぐり歩き、自分が所属する盗賊一味の盗めに適当な商家や民家を探しまわる、これが役目だ
その語源についてはよくわからぬが、ひとむかし前の仕組が大きい盗賊たちは、かならず嘗役の一人や二人を抱えていたものだそうな
熱海みやげの宝物〔あたみみやげのたからもの〕
初出掲載誌 『オール讀物』 昭和五十年七月号
文春文庫 『鬼平犯科帳(十三)』
TV 第ニシーズン47話『熱海みやげの宝物』(91年3月27日放送)
脚本:野上龍雄
監督:高瀬昌弘
その語源についてはよくわからぬが、ひとむかし前の仕組が大きい盗賊たちは、かならず嘗役の一人や二人を抱えていたものだそうな
熱海みやげの宝物〔あたみみやげのたからもの〕
初出掲載誌 『オール讀物』 昭和五十年七月号
文春文庫 『鬼平犯科帳(十三)』
TV 第ニシーズン47話『熱海みやげの宝物』(91年3月27日放送)
脚本:野上龍雄
監督:高瀬昌弘
鬼平犯科帳 第2シリーズ 熱海みやげの宝物スペシャル [DVD]
- 出版社/メーカー: 松竹ホームビデオ
- メディア: DVD
下段の剣 [鬼平]
第一シーズンで『泥鰌の和助始末』は同名でドラマ化され、記事にもしましたが、泥鰌の和助中心でした
今回は、もう一人の主要人物・松岡重兵衛を中心としたドラマ化です
泥鰌の和助始末〔どじょうのわすけしまつ〕
初出掲載誌 『オール讀物』 昭和四十六年十二月号
文春文庫 『鬼平犯科帳(七)』
TV 第ニシーズン46話『下段の剣』(91年3月20日放送)
脚本:安倍徹郎
監督:小野田嘉幹
今回は、もう一人の主要人物・松岡重兵衛を中心としたドラマ化です
泥鰌の和助始末〔どじょうのわすけしまつ〕
初出掲載誌 『オール讀物』 昭和四十六年十二月号
文春文庫 『鬼平犯科帳(七)』
TV 第ニシーズン46話『下段の剣』(91年3月20日放送)
脚本:安倍徹郎
監督:小野田嘉幹