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密告 [鬼平]

''密告〔みっこく〕''
初出掲載誌 『オール讀物』 昭和四十九年三月号
文春文庫 『鬼平犯科帳(十一)』
TV 第二シーズン41話『密告』(91年2月13日放送)
脚本:谷口喜羊司
監督:大洲斉

''〔本のおはなし〕''
秋から春にかけて・・・・・・・

清水門外の火付盗賊改方・役宅からも程近い九段坂下に、雨や雪がひどいときでないかぎり、毎夜のごとく葭簀張りの居酒屋が出る

亭主は久兵衛といい、五十五、六の老爺(おやじ)で、日暮れ前に小さな荷車をひいて来ると、縁台を二つほどならべ、そのまわりを葭簀で囲い、商売の仕度にかかる

この久兵衛が、

「いましがたな、女の客が来てな、こんなものを御頭さまへとどけてくれというてな・・・・・・」

と、火盗改方の役宅表門の門番へ、一通の手紙のようなものをわたした

手紙といっても、あり合わせの半紙一枚へしたため、それを折りたたんだ上から別の半紙でしっかりと包み、封をしてある

上書には「はせ川へいぞうさまへ・・・・・・」とあって、差出人の名はない

筆跡は女文字で、たどたどしかった

折しも、夜の市中見廻りから帰ったばかりの長官・長谷川平蔵は、同心・酒井祐助が取りついだ、その手紙をすぐさま開封して見た

「こんや、九ツはん、ふか川、せんだいぼり、かまくらやへおしこむぬすっと十五にん」

つまり、九ツ半(午前一時)に、深川の仙台堀の商家・鎌倉屋へ、十五人の盗賊が押しこむことを、この手紙は密告しているのだ

「酒井、それから、役宅内にいるかぎりの人数でよい、すぐさま、出張るぞ。捕物の仕度をいたせ」

平蔵は、すぐさま、妻女・久栄に手つだわせて身仕度にかかった

もし、この密告が本当のものなら、あますところ二時間しかない

このような、さしせまった密告は、平蔵が盗賊改方に就任してから一度もなかったことだ


長谷川一行が永代橋をわたって深川へ入り、大川沿いの道を今川町へかかるや、

「佐嶋、酒井、二手に散れ。ぬかるなよ。見張りが出ているやも知れぬぞ」

と、平蔵がいった

同心・酒井祐助は、このとき、まだ、かの怪しい女の密告を信じていなかった

(なれど、今度も、おそらく、いたずらだろうな・・・・・・)

酒井同心は、そうおもっていたが、平蔵はあくまでも慎重に、しかも敏速に、三方から鎌倉屋へ接近することを命じた

すでに、九ツ半をまわっていたろう

先頭に立っていた同心・小柳安五郎が、はっと身を屈め、

「見張りが、出ております」

と、ささやいた

ぴたりと地に伏せてうかがうと、前方に人影が一つ、月明かりに浮いて出て、それが何処ぞの家の軒下に隠れ、また、見えなくなった

経験を積んだ平蔵や小柳の眼から見れば、まさにそれは、押しこみ中の盗賊の見張りといってよい

(もはや、猶予はならぬ)

と、平蔵はおもった

平蔵は、鎌倉屋の潜戸の前へ立ち、

「叩きこわせ」

と、命じた

音を立てて、潜戸が内側へ倒れた

ぱっと飛び込んだ平蔵の側面から、

「野郎!!」

切りつけて来た曲者の脇差を、身をひねってかわした平蔵の一刀が、こやつの胴を薙ぎはらった

悲鳴を発して倒れるのを、見返りもせず、

「曲者ども、盗賊改方・長谷川平蔵がまいった。神妙に御縄をうけよ!!」

凛々と、平蔵がよばわった

まさに、密告は本物であった


この夜の捕物で捕えた盗賊は合わせて七名。他の七名は、やむなく斬って捨てた

このほかに、仙台堀の向う岸にいた見張りが一人、逃げてしまっている

盗賊の首領は、やはり長身の中年男で、こやつは、

「伏屋の紋蔵」

といい、かねて盗賊改方が手配中の兇盗であった

居間で白粥と梅干しの朝食をすませた平蔵のもとへ、呼びにやらせた相模の彦十があらわれた

昔なじみの老密偵・彦十は、例によって遠慮もなく、

「昨夜(ゆうべ)、捕物があったのだってね、銕つぁん」

「うむ、伏屋の紋蔵という盗賊だ。お前知らぬか?」

「うんにゃ知りませんよう。わっしが盗(つと)めをしていたころには、聞いたことがごぜえません。このごろだぁ、そいつの名を聞くのは・・・・・・・」

「ふうむ・・・・・・・」

「どうかしましたかえ?」

「そのときは何ともおもわなんだが、牢屋へ入れてから、よくよく面体をあらためて見ると、な・・・・・・」

「へ・・・・・・」

「どうも、見たことがあるような・・・・・・」

「どこで、ごらんなすったので?」

「それがわかれば、何もわざわざ、お前の白髪頭を見ることもないのだ」

「白髪頭で、へえ、悪うござんしたよ」

「ま、彦十、ともかく、伏屋の紋蔵の顔をあらためてこい」

相模の彦十が廊下へ出て行くのと入れちがいに、木村忠吾が久兵衛をともなって居間の庭先にあらわれた

「昨夜、わしへの手紙を、お前にたのんだ女のことを、もうすこし、聞かせてくれぬか」

「へい、へい、年のころは、四十二、三ちゅうところでござりましょうかね、へい。色の白い、細面の、へい・・・・・・むかしは、きれいな娘っ子じゃなかったろうか、と、おもいましてねえ、へい」

平蔵は腕をこまねき、沈黙した

その眼は鏡のように晴れわたった初冬の空を、凝と見つめている

「あ・・・・・・」

突然、久兵衛が何かおもい出したらしい

「どうした?」

「へい、その女のことですが・・・・・・出て行く後姿が、へい。水野さまの御屋敷の方へ、その後姿が、たしかに、跛を引いておりましたで」

「何、跛・・・・・・・」

久兵衛が去って間もなく、相模の彦十が今度は庭先にもどって来た

「お、彦十、どうだ、見おぼえがあったか」

といった平蔵の口もとが微かに、渋い笑いをたたえていた

「あの顔は、殿さま小平次そっくりというやつで・・・・・・・」

彦十がいうのへ、平蔵はこういったものである

「おれも、いま、その男の名をおもい出したところだ」



''〔主な登場人物〕''


長谷川平蔵(中村吉右衛門)


伏屋の紋蔵/横山小平太(沖田浩之)


お百(光本幸子)


久兵衛(村田正雄)


相模の彦十(江戸家猫八)


木村忠吾(尾美としのり)


伊三次(三浦浩一)


久栄(多岐川裕美)


酒井祐助(柴俊夫)

三右衛門(北村光生)



''〔盗賊〕''
・笹子の長兵衛:安房・上総・下総・常陸から上州あたりまでを縄張りとする盗賊。本拠は上総の木更津。「将軍さまの御ひざもとを荒らしてはならねえ」などと、妙な理屈をつけ、江戸府内へは一度も足を踏み入れたことがない。流血を好まず、盗賊三カ条の掟をまもりぬき、畳の上で女房お百に看とられながら息を引きとった

・「珊瑚玉のお百」:笹尾の長兵衛と夫婦になってからのお百の異名。女賊としての引きこみもたびたび行った

・青田の文太郎:伏屋の紋蔵一味

・半助:青田の文太郎の弟



''〔商家〕''
・鎌倉屋儀兵衛:深川の今川町にあった仙台堀の足袋股引問屋。伏屋の紋蔵一味が押し入る。主人の儀兵衛は脅しを受け、盗賊どもを金蔵に案内しようとしたとき盗賊改方が打ち込んだため一命をとりとめたが、奉公人は惨殺された

・〔笹子屋〕:木更津の旅籠。笹子の長兵衛が亭主

・木島屋金治郎方:上州高崎城下の呉服屋。紋蔵が二十一歳になった初秋のころ、七名の手下をつれ押し込み、金七百七十余両を盗み、十二人を惨殺して逃走した



''〔料理帳・本〕''
売り物は燗酒に、いわゆるおでん・・・・・・といっても、当時はまだ、いろいろな種を煮込んだおでんはあらわれていない。豆腐と蒟蒻を熱した大きな石の上で焼き、柚子味噌をつけて出す田楽。これが、おでんのはじまりだったのである。

そのころ、深川平野町の陽岳寺・門前の、富岡橋北詰に〔車屋〕という茶店があって、手づくりの〔入舟団子〕を売りものにしていた
・・・・・・・
当時、銕三郎を名乗っていた長谷川平蔵は、酒も好きだが甘いものも好きという両刀づかいで、車屋の入舟団子は大好物であった

いよいよ明日は、江戸市中を引き廻しの上、首を切られることになった前夜、長谷川平蔵は伏屋の紋蔵を牢番小屋に引き出し、特別の夕飯と酒をふるまってやった。
本所の〔五鉄〕から取り寄せた軍鶏鍋に、熱い酒と飯。蜜柑を三個。
つきそっていた同心・小柳安五郎と酒井祐助に、
「かたじけのうござります」
紋蔵は、ていねいに礼をのべ、出されたものを、舌づつみをうって全部たいらげた




''〔料理帳・ドラマ〕''


入舟団子、茶店




軍鶏鍋、蜜柑、伏屋の紋蔵、牢内



''〔ドラマでのアレンジ〕''
ドラマでは平蔵とお百が再会し、五鉄で食事をする場面があるが、原作では一度も顔を合さない。



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neopon

ちょうどいい所で話がああああ。続きが気になる~。
おでんのルーツが田楽だとは知りませんでした。そうだ、今日はおでんにしよう。
そういえばひねさんはプレイログ終了後はSo-netへ移られるんでしょうか。ムフフの方は引き続きFC2で[ハート]なんでしょうけど。(笑)
by neopon (2011-02-20 10:17) 

naturalhoney

私もおでんのルーツが田楽と初めて知りました。
今日はおでんか?田楽か?
悩んでいます(笑)

吉衛門丈には元気に活躍し続けてほしいなぁ…。
by naturalhoney (2011-02-20 11:17) 

Machayo

「跛を引く」…見慣れない漢字だなぁと思って調べたら、今ほとんど使われていない言い回しですね。昔は差別の意識もなく、普通に言っていたようですけど、今は自然と「足を引きずる」って言い換えていますねぇ。
by Machayo (2011-02-20 11:45) 

実緒たん「アタシは永遠に中村 中姫宣伝隊長!」

光本光子さん[揺れるハート]大好きな女優さんです[複数のハート]
高校時代にタダ券もらってお芝居を観に行きました…
そういえば…出演されてましたねぇ~
by 実緒たん「アタシは永遠に中村 中姫宣伝隊長!」 (2011-02-20 12:07) 

ヒサ

「跛」・・・僕も読めませんでした。
いやー、漢字の勉強になります(笑)
by ヒサ (2011-02-20 13:26) 

トライブレード

毎度読ませていただくと、頭の中で映像が思い浮かびます。

「沖田浩之」といえば、「燃えてヒーロー」キャプテン翼のOPですな~。
by トライブレード (2011-02-20 14:03) 

ブラックアビブ (旧名 本物ホネツギマン)

密告より密会のが好きです。
密会といえば、よたろうさんが好きなイギリスのハミングバードの日本名タイトルがそうでした。ジャケもエロチックでした。[嬉しい顔]
by ブラックアビブ (旧名 本物ホネツギマン) (2011-02-20 14:38) 

たけ

なんか後半でおなか空いてきましたw
by たけ (2011-02-20 17:09) 

ひね

[晴れ]neoponさん
[ハート]まーく、コメントありがとうございます[嬉しい顔]
続きは文庫本かDVDでお楽しみください(笑)
夕飯のおでん、美味しかったでしょうか
PLAYLOG終了後は、とりあえずSo-netに移行してみるのかなぁ
by ひね (2011-02-20 20:57) 

ひね

[晴れ]naturalhoneyさん
[ハート]まーく、コメントありがとうございます[嬉しい顔]
この放送がもう20年も前になるんですねえ
吉右衛門さんももう60代ですか
今年も新作を演って欲しいものです
by ひね (2011-02-20 21:00) 

ひね

[晴れ]Machayoさん
[ハート]まーく、コメントありがとうございます[嬉しい顔]
ドラマのほうでも足をひきずると言ってましたよ[手(パー)]
by ひね (2011-02-20 21:01) 

ひね

[晴れ]紅 秀麗「アタシは永遠に中村 中姫宣伝隊長!」さん
[ハート]まーく、コメントありがとうございます[嬉しい顔]
光本幸子さんは、寅さんのマドンナ第一号でしたね
確か、幼なじみだったかなぁ
by ひね (2011-02-20 21:07) 

ひね

[晴れ]ヒサさん
[ハート]まーく、コメントありがとうございます[嬉しい顔]
漢字の勉強してください(笑)
by ひね (2011-02-20 21:08) 

ひね

[晴れ]トライブレードさん
[ハート]まーく、コメントありがとうございます[嬉しい顔]
ヒロくんはキャプテン翼のOP歌ってたんですね~
知りませんでした

http://www.youtube.com/watch?v=

ほんとだ[ふらふら]
by ひね (2011-02-20 21:14) 

ひね

[晴れ]本物ホネツギマン(アビブ)さん
[ハート]まーく、コメントありがとうございます[嬉しい顔]
確かにジャケット、エロチックですなぁ
by ひね (2011-02-20 21:18) 

ひね

[晴れ]たけさん
[ハート]まーく、コメントありがとうございます[嬉しい顔]
後半は料理帳ですからな、おなかもすくでしょう(笑)
by ひね (2011-02-20 21:21) 

ひね

[晴れ]vegaさん
[晴れ]コウタさん
[晴れ]壷さん
[ハート]まーく、ありがとうございます[嬉しい顔]
by ひね (2011-02-20 21:22) 

ひね

[晴れ]やまびこさん
[ハート]まーく、ありがとうございます[嬉しい顔]
by ひね (2011-02-20 22:56) 

ituki

どーせ続きが気になるから 読んでから来ようと思ったけど
やっぱり気になるから読みに来ました^^;
なんか謎ばかりですね(ー”ー;)
伏屋の紋蔵は殿さま小平次?なんで偽名を使うのよ
笹子の長兵衛との関係は? お百がなんで密告すんの?
罪人にご馳走~[!?][ふらふら]

あっ  聞いてませんから[手(パー)] 独り言です 笑

彦十は 確かちょっと前の記事で病気でよれよれだったのに
元気そうでよかったです^^
by ituki (2011-02-20 23:40) 

ひね

[晴れ]itukiさん
[ハート]まーく、コメントありがとうございます[嬉しい顔]
本を読んだら、疑問は全て氷解するであろう(笑)
確かに謎ばかりですね
by ひね (2011-02-21 19:17) 

ひね

[晴れ]しんたろう@@さん
[晴れ]とんがりシッポさん
[ハート]まーく、ありがとうございます[嬉しい顔]
by ひね (2011-02-21 19:18) 

ひね

[晴れ]rhythm♭さん
[ハート]まーく、ありがとうございます[嬉しい顔]
by ひね (2011-02-21 20:23) 

rhythm♭

ぷりーずぎぶみーシャモナベ。。[汗]
うまそうでござる。
by rhythm♭ (2011-02-21 20:26) 

ひね

[晴れ]rhythm♭さん
コメントもありがとうございます[嬉しい顔]
軍鶏鍋、実は食べたことがないんですよね~
五鉄の軍鶏鍋美味そうなので、いつか食べてみたいです
by ひね (2011-02-21 20:28) 

ばんばらばん

牢内の食事に、デザートの蜜柑が3つも~~~[!!]と驚いてしまいました[ふらふら]
by ばんばらばん (2011-02-21 23:42) 

emi(*paris.p.p)

 久し振りの鬼平ですね~[嬉しい顔]
 やはりお料理の箇所はいつも楽しみにしています。

 おでんが・・・食べたくなりました。
  近いうちに夕食にします。[嬉しい顔]
by emi(*paris.p.p) (2011-02-22 15:45) 

ひね

[晴れ]ばんばらばんさん
[ハート]まーく、コメントありがとうございます[嬉しい顔]
この時代のこの時期ですから、デザートとしては蜜柑なんでしょうなぁ
他に思いつかん[台風]
林檎はあったのかなぁ
by ひね (2011-02-22 19:38) 

ひね

[晴れ]emi(*paris.p.p)さん
[ハート]まーく、コメントありがとうございます[嬉しい顔]
嬢王が長かったので、久しぶりの鬼平です[手(パー)]
書き方を忘れそうでした(笑)
by ひね (2011-02-22 19:40) 

yuka

久々の鬼平[嬉しい顔]
おでん食べた〜い(笑)
ヒロくん[複数のハート]青春のひとコマっす(ぷ)
by yuka (2011-02-22 20:42) 

ひね

[晴れ]yukaさん
[ハート]まーく、コメントありがとうございます[嬉しい顔]
=====
ヒロくん[複数のハート]青春のひとコマっす
=====
まさか、タケノコ族だったとか(笑)
by ひね (2011-02-22 20:54) 

ひね

[晴れ]こーいちさん
[ハート]まーく、ありがとうございます[嬉しい顔]
by ひね (2011-02-24 00:00) 

ひね

[晴れ]くわっぱさん
[ハート]まーく、ありがとうございます[嬉しい顔]
by ひね (2011-02-24 19:22) 

ひね

[晴れ]jiruさん
[ハート]まーく、ありがとうございます[嬉しい顔]
by ひね (2011-02-25 20:14) 

ひね

[晴れ]ニゲラさん
[ハート]まーく、ありがとうございます[嬉しい顔]
by ひね (2011-02-26 12:53) 

ひね

[晴れ]yousanさん
[ハート]まーく、ありがとうございます[嬉しい顔]
by ひね (2011-02-27 09:25) 

ひね

[晴れ]hideさん
[ハート]まーく、ありがとうございます[嬉しい顔]
by ひね (2011-02-27 22:27) 

ituki

読みましたけど なんかすっきりしないんですよひねさん
紋蔵の親父は なんてひどいやつなんじゃー[怒った顔]って
このお話エロい所がなくてグロい所が多かったような^^;
よかったよかった 一件落着って感じではないですね[落胆した顔]
by ituki (2011-03-02 00:26) 

ひね

[晴れ]itukiさん
再コメントありがとうございます[嬉しい顔]
平蔵がなにげなく選別に贈った珊瑚玉の簪を大切に生きてきたお百
そんな平蔵がおさめる江戸で自分の息子・紋蔵が急ぎばたらきをするのが許せず密告したんですね~
平蔵から息子だと告げられて神妙になった紋蔵ですが、その後、実の父親でないことは悟ったようでした
刑場に引かれていく紋蔵の髪には母の形見の珊瑚玉の簪がさされていました
なんともほろ苦いお話でした
by ひね (2011-03-03 22:43) 

ituki

ひねさ~ん[ふらふら] そんないっぱいしゃべっちゃったらだめじゃないですか~^^;
まだ読んでない人もいるのに~[飛び散る汗]

あっ ドラマでは刑場のところまであったんですね
情け容赦ない残忍な急ぎばたらきをするような紋蔵が 母親と暮らしていたり 母親を気遣うような場面があったのが唯一の救いでしたね~ 
by ituki (2011-03-05 01:26) 

くわっぱ

たまに「てっぱん」を見ると、尾美さんに違和感があったり無かったり・・・[嬉しい顔][飛び散る汗]
私の中では、尾美さんはまだピチピチの「うさぎ」のイメージです。


今はまだ、8巻が読み終わってません[落胆した顔]
8巻を読み終わり次第、11巻以降を読み始めまっす[手(グー)]
by くわっぱ (2011-03-05 12:56) 

ひね

[晴れ]くわっぱさん
コメントもありがとうございます[嬉しい顔]
尾美さんも45だからね~
『てっぱん』の住職の役は歳相応の役なんだろうけど、忠吾のイメージが強いと違和感あるんでしょうなぁ
by ひね (2011-03-05 23:14) 

ぽわぽわ

とりあえず!の沖田さんですね~(笑)

NHK朝のドラマで見ている尾美さん、若いですね!
by ぽわぽわ (2011-03-06 23:53) 

ひね

[晴れ]ぽわぽわさん
[ハート]まーく、コメントありがとうございます[嬉しい顔]
=====
とりあえず!
=====
『私をスキーに連れてって』の沖田さん
やはり、カメラ関係できましたね(笑)

ぽわぽわさんも『てっぱん』見てるんですね
by ひね (2011-03-07 00:02) 

ぽわぽわ

映画「さびしんぼ」で、尾美としのりさんは尾道の
お寺さんの息子を演じていらっしゃいましたよね。
「お~!ついに住職になったんだぁ~」と(笑)
by ぽわぽわ (2011-03-07 00:09) 

ひね

[晴れ]ぽわぽわさん
ひょっとしておんなじお寺なのかな
by ひね (2011-03-07 22:59) 

ぽわぽわ

そこまでは・・・チェックしていませんでした(^^;
父に聞いたら分かるかもしれません。
そうだったら面白いですよね~(^^)
by ぽわぽわ (2011-03-08 00:05) 

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